不快感で満ち溢れている

フィクションかもしれません

私たちはどこへ向かうのですか

60パーセントのあなたでもう十分なのに、ゆっくりと、しかし濃い密度で1パーセントずつ満ちていく。それまで残像しか捉えられなかったあなたの美しい顔を見つめられるようになりました。あなたがずっと隠していた気持ちにも、触れられるようになりました。でもお願いです、裏切らないで。この理想はいつ崩れるか分からない。喜びよりも緊張で胸がもたない。このまま時間に身を任せたら、着々と100まで空いたマスが埋まっていくだろうに、私たちは絶対に全てを埋めようとしない。埋めきってしまったとき、一体私たちに何が残っているのだろう。きっとこれも、目先の不安を見えなくするための娯楽なんだろうか。一時的な快楽を求めて、一年後には忘れるような繋がりなのでしょうか。夏のおかげで隠れていた白い皮膚が露わになる。真っ赤になるほど強く握りしめたいけど、100まで埋めずに触るに至れない。つまらない。もう分かっているなら、躊躇ってないで捕まえにこいよ。後から好きなだけ悔やめばいいよ。このまま生温かくて気持ちいい、ゆるい波に揺られ浮いているだけなんて、気付いたら遠くに流されてただなんて、ものすごく、悲しいじゃん。