不快感で満ち溢れている

フィクションかもしれません

二次会

グラスが積まれたテーブルの向こうの顔が赤く膨れたみんなに、わたしを食べてもらう。長らく漬け込んでいた、ほんとうの私をザクッと切り取って、食べてもらう。こんな辱め、だれが好んでくれようか。お酒につられて、荒く盛り付けたわたしの一部を、みんなが大口を開けてパクパク食べてくれた。おまけに「美味い」とまで言ってくれた。わたしの奥で保存していた断片はみんなの中に消えちゃったけど、わたしはいま、とても気持ちがいい。